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太陽光発電の収益が上がらない理由はシミュレーションだった?

太陽光発電のシミュレーションの形態を知る

シミュレーション

太陽光発電のシミュレーションは、発電・事業に分かれています。まずは、それぞれのシミュレーションの出し方の違いを比較してみましょう

発電シミュレーションの出し方

発電シミュレーションとは、太陽光発電で作られる「電気の量の予測」を示したものです。発電シミュレーションにはパネルメーカーが提供する専用ソフトが使われているため、メーカーによってシミュレーション結果が異なります。

ソーラーパネル販売業者の公式HPにも発電シミュレーションが公開されているため、導入前に利用してみると良いですね。

事業シミュレーションの出し方

事業シミュレーションとは、発電によって得られる「収益と支出の予測」を示したものです。収益は売電価格×売電量×年数という公式で算出できますが、ソーラーパネルの設置年度や区分によって当てはまる数字が異なります。

また、東京電力・関西電力・中部電力圏内とそれ以外の地域でも、売電価格が異なるので気を付けてください。支出の予測では、ソーラーパネルの設置費用と維持費・保険・事業終了後の処分費用などを予測します。太陽光発電による最終的な利益は、収益―支出という式で算出されます。

2つのシミュレーションを合わせて検討しよう!

以上のように、発電と事業という2つのシミュレーションを合わせて検討することが大切です。業者からシミュレーションを提出してもらった場合は、必ず数字的な根拠も出してもらいましょう。間違ったシミュレーションで導入してしまうと予想通りの収益が出ない可能性もありますので、面倒に思わずしっかり説明してもらうことが重要です。

次の項目では、シミュレーションのチェックポイントを紹介していますので、収益が上がらないとお悩みの方は確認してみてください。

収益が上がらない原因はシミュレーションの出し方にあり?

思っていた以上に収益が出ないときは、事前に提示されたシミュレーションに問題があると考えられます。提示されたシミュレーションはどんな根拠を持って出されたのか、チェックポイントを抑えておきましょう。

発電シミュレーションのチェックポイント

発電シミュレーションを確認するときは、損失分を必ず確認してください。建物や樹木による影・パネルの汚れや劣化・配線方法といった損失要因までシミュレーションに入っているかを確認しておかないと、予定より収益が上がらないという事態になりかねません。

また、電線内の電圧が高くなりすぎて電圧抑制が発生すると、売電が出来ず収益が上がらなくなってしまいます。電圧抑制の発生しやすさは、太陽光発電を設置してみないとわかりません。

そのため、提示される発電シミュレーションには電圧抑制による損失が含まれていないことがほとんどです。実際の発電量は、シミュレーションよりも少なくなると思った方が良いでしょう。

事業シミュレーションのチェックポイント

事業シミュレーションでは、太陽光発電の導入にかかる支出を重点的にチェックしましょう。特に重要なのが、太陽光発電のオーナーに生じる義務に関する手続です。

平成29年4月に施工された「改定FIT法」によって、太陽光発電のオーナーには3つの義務が課されることになりました。その内容は、太陽光発電があることを知らせる標識の設置・設備メンテナンスの実行・侵入を防ぐフェンスの設置となっています。

義務を怠った場合は事業の停止もあり得るので、太陽光発電の導入前にメンテナンスと安全設備に関する費用をよく確認してください。

太陽光発電投資の収益が得られない原因はシミュレーションだけじゃない

グラフ

太陽光発電投資の収益が得られない原因はシミュレーションだけではありません。売電や節電の方法が原因の場合もありますので、以下の内容についても確認してみてください。

適切な売電・買電を行っていない

太陽光発電の売電価格は、固定買取価格制度という制度によって、10年であれば一定の価格で売電できるため、収支の展開が見やすいのが特徴。料金プランや固定買取価格制度が認められた時期によりますが、2018年度では買電価格と売電価格は同等か多少の差が開くのが一般的です。

なので、こうした 状態を理解したうえで、電気の使い道と買電率について知っておく必要があります。通常、日中が電気料金は割高であるため、そこはなるべく太陽光発電を使い、割安な夜間に通常どおり電気を購入すると効率的です。自家消費との組み合わせも考慮しながら、収支バランスを調整する必要があります。

売電・買電のバランスが改善されれば、収益アップにつながるでしょう。

太陽光発電で光熱費を節約してしまう

電力会社から購入する電気の価格よりも、屋根などに取り付けた太陽光発電システムで発電して売電する価格の方が高く設定されています。なので、家庭内で使用する電気を節約して、余った電気を電力会社に販売した方が収益が出ます。

詐欺にあってしまう

太陽光発電投資における詐欺は少なくありません。悪徳業者に依頼してしまうと儲かると思い込ませるために良い発電シミュレーションを提示する業者もいれば、不当な工事費やメンテナンス費を取られてしまった事例もあります。そういったことから収益がマイナスになっている可能性も捨てきれません。

しっかり対策して収益アップを目指そう!

太陽光発電を導入したことで損をしてしまう原因を確認したうえで、このようなことにならない為にも以下のような対策を行いましょう。

  • 太陽光発電を導入する前に正しいシミュレーションを行う
  • 毎月の発電量や売電収入、初期投資額を返済し終わる期間等のトータル収益を確認しておきましょう。

  • できるだけ家庭内で使用する電気を節約して、余った電気を電力会社に販売する
  • 詐欺に合わない為に、設置や運営をすべて業者に任せない
  • 優良業者を選ぶ