太陽光発電への“投資”と聞くと、複雑な手続きや不透明な利回りをイメージする方もいるでしょう。しかし、土地の手配や設備が一括にパッケージングされた、土地付き太陽光発電なら不明瞭な部分を解消し、複雑な手続きも必要ありません。ここでは土地付き太陽光発電を購入するまでの流れについて確認していきます。
まずは、土地付き太陽光発電を取り扱っている業者のHPを確認しましょう。業者によって取り扱っている地域や販売価格に違いがあります。それぞれの業者が取り扱っている物件と、希望する物件情報が見つかれば、問い合わせてみましょう。
また、業者によってはセミナーを開催しています。そこに参加して、気になる質問を確認してみるのもおすすめですよ。
土地付き太陽光発電投資は、決して安くはありません。そのため、しっかり利益を得るには物件の視察がとても重要です。太陽光発電のシステム面の確認はもちろん、物件の周辺環境にも目を向けてチェックしておきましょう。
例えば、ご自身で定期的なメンテナンスを行うあなら、物件までアクセスしやすいと嬉しいですよね。
自然災害保険・機器の保証といった、万が一に備えた体制の有無も確認する必要があります。
産業用太陽光発電の大きな関門となるのが「資金の調達・審査」です。住宅用の太陽光発電よりも費用が高額なため、多くの方が金融機関から融資を受けて、事業投資を始めることになります。
主な融資先をまとめています。金融機関によって金利や返済スケジュールに違いがあるので、ご自身の保有資産状況に応じて選択してください。
「日本政策金融公庫」のことを指します。返済期間が15年と長期的なゆとりを持て、金利も低いのが魅力的です。しかし、審査を受けるにあたって事業計画書や返済計画書が必要になるので、手続きにかかる準備が一層大変になります。
公的融資に比べると金利は高くなりますが、その他の融資先と比べると比較的安く運用できるでしょう。
公的融資や銀行と比べて審査に通りやすいのが特徴です。「オリコ」「ジャックス」などが提供しています。金利は高めに設定されているので、全額を融資対象とするのではなく、必要な費用の一部を融資してもらうといった使い方が好ましいですね。
販売業者とのやり取りを経て、双方の同意に基づいて契約を行ないます。このときの契約方法は、販売業者によって異なるので、適宜対応しましょう。
設備の建造工事が完了すると、契約した電力会社立会いのもと、連携日に売電が開始。売電料金は指定した銀行口座に振り込まれます。
連携後は発電システムの経過観察が大事です。ご自身でできる範囲のメンテナンスを定期的に継続しておくと良いでしょう。
太陽光発電投資の導入までの流れを紹介してきましたが、土地付き太陽光発電を取り扱っている業者はたくさんあります。
その中から、成功へと導いてくれる業者を見つけるために、太陽光発電投資業者選びのポイントを確認していきましょう。
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