太陽光発電業者の倒産

最近、注目を集めている太陽光発電投資。現在、FITにより20年間にわたって買取価格が保証されており、安心して長期間、運営できるのが魅力とされています。しかし、注意しなければならないのが太陽光発電投資関連会社の倒産です。投資した当初はよくても20年という長い間には何が起きるが分かりません。場合によっては自分が関係する太陽光発電投資関連会社が倒産してしまうということも十分に考えられます。

そこで今回は、太陽光発電投資と企業の倒産についてご紹介。太陽光発電投資関連会社の最新の倒産状況や、もし自分に関連する会社が倒産した場合にどうすればよいのか、倒産しにくい会社の見分け方などを解説していくので、太陽光発電投資を検討している人は参考にしてみてください。

【2019年最新版】太陽光発電投資関連企業の倒産件数

2012年に固定価格買い取り制度(FIT)の導入により、新規参入が相次いだ太陽光関連市場ですが、2018年に倒産した太陽光発電投資関連会社の数は84件となっています。最も多かったのは、2017年の87件。2019年の1~6月までの上半期は32件となっています。

データから見る倒産する会社の傾向

倒産の原因

2019年上半期に倒産した会社のうち、販売不振が原因となったのが全体の約7割となる22件。次いで赤字の累積が3件となっています。

この背景にあるのが、2012年に導入された、固定価格買い取り制度(FIT)です。これにより新規参入業者が相次ぎ、会社の数は飽和状態となってしまいました。その中で競合が行われ、実績を上げることができなかった会社は淘汰されてしまったということです。倒産件数の推移を見てみると、2012年から2014年までは20社台となっていますが、2015年は54件、2016年は65件と増加し、2017年がピークの87件なっています。2017年までにある程度、新規参入の数も減り、実力のない会社も倒産したため、今後は、倒産する件数は落ち着いてくるものだとみられています。

業歴の特徴

帝国データバンクが発表しているデータによると、2006年から2018年までに倒産した太陽光発電投資関連会社、全402社のうち、業歴として最も多かったのが5~10年で108件(26.9%)、2番目が30年以上で78件(19.4%)、次いで10~15年が65件(16.2%)、15~20年が48件(11.9%)となっています。また、新規参入したばかりの会社が3年未満でで倒産するケースは29件で全体の7.2%を占めているという結果になりました。

倒産してしまった際に確認すべき事

自分が投資している太陽光発電関連会社が倒産してしまった場合、どのようなことをしなければならないのでしょうか?確認していきましょう。

保証申請の有無

どのメーカーの太陽光発電システムでも、基本的な保証が付帯してあり、その期間は1~30年と様々。そのため、この期間内であれば保証してもらうことができます。

ただし注意しなければならないのが、事前に申請をしておかなければならないケースがあること。「設置後、何か月以内に申請を行った場合のみ保証」という制限を設けているメーカーがあり、保証の申請を行っていないと保証を受けられない可能性があります。申請を行っているかどうかの確認方法は、メーカーによって異なりますが、まずは自分の太陽光発電システムのシリアルナンバーや製造番号を確認しましょう。この番号が分かったら、メーカーや他の販売会社に相談してみるのがおすすめです。

他会社への相談

保証が受けられたとしても太陽光発電システムに投資をしている以上、今後も引き続き運用を続けていかなければなりません。設置した販売会社が倒産したからといって、そのまま自分だけで運用をするのはメンテナンスなどの面からも不可能だといえます。そのため、他の販売会社を探して相談するのが先決です。

倒産になった場合のデメリット

売電できなくなる可能性がある

メーカーが倒産してしまい保証が受けられなくなってしまうと設備認定の要件を満たさないと判断されて、売電ができなくなってしまう可能性があります。ですが再度、設備認定の要件を満たせば解消することができるので、そのためにもメーカーや他の業者に相談するようにしましょう。

メンテナンス体制がなくなる

太陽光発電システムを導入した場合、メンテナンスも同時にサービスとしてついていることがあり、この場合だと販売店が倒産すると受けられなくなってしまいます。太陽光発電投資の場合は、自宅から気軽に行ける場所にあることは少なく、遠方にある場合は自分でメンテナンスを行うのは困難です。この場合も、他の販売会社やメンテナンスを専門に行う会社などに相談するようにしましょう。

初めの業者選びが本当に重要

これまで紹介してきたように、自分がお世話になっている太陽光発電システムの会社が倒産してしまうと、売電できなくなってしまったり、メンテナンスをしてもらうことができなくなるなど様々なトラブルに巻き込まれてしまいます。このような事態に遭遇しないためにも事前の業者選びはかなり重要となります。施工実績の少ない会社や新規参入したばかりの会社が倒産しやすいということは反対に考えると、施工実績が多く長い期間、太陽光発電投資の事業を行っている会社を選べば、このようなリスクを減らすことができるということになります。会社を選ぶ時にはこれらのことを確認するようにしましょう。

まとめ

太陽光発電投資は、FITによって20年もの間、固定された価格で発電した電気を買い取ってもらえるため、他の投資に比べてリスクが少ないことで注目されていますが、何でもかんでも上手くいくという訳ではありません。様々なことをチェックする必要があり、その1つが自分が選んだ会社が倒産してしまわないかどうかということです。倒産してしまうことによって余計な手間などが増えてしまうだけでなく、事業の根本となる売電そのものができなくなってしまうことも考えられます、そうならないためにも最初の会社選びは慎重に行うようにしましょう。

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