パーツが盗まれることはない?

ここでは太陽光発電投資で気になるリスクのうち「盗難トラブル」についてまとめました。どのくらいリスクがあるのか、どのように対策すべきか、詳しく解説していきます。

ソーラーパネルの盗難被害が増加中

太陽光発電が普及していく中、ソーラーパネルの盗難被害も年々件数を増しています。あなたも被害にあう可能性が十分にあると言えるでしょう。とくにメガソーラーや野立てで工事中の太陽光発電がターゲットになりやすいので要注意。すでに稼働中のソーラーパネルは登録されているため簡単に売ったり再利用したりできなくなっていますが、建設前のソーラーパネルは海外に転売することができてしまうのです。

茨城県で起きた大量のソーラーパネル盗難事例

茨城県のある建設途中の発電所からソーラーパネルが500枚盗まれるという事件が起こりました。41,000平方メートルの広さに7,300枚のパネルを敷き詰めようとしたところ、枚数が足りないことが発覚。盗まれた数が多いことから複数で犯行に及んだと考えられています。

茨城県ひたちなか市のメガソーラー施設で相次ぐように起こった盗難事件では、ソーラーパネル138枚が被害に。被害総額は約400万円にものぼったと言います。

工事が済んだからと気を抜くのも危険!

「稼働中のソーラーパネルなら転売できないので盗難の心配はない」と考えるかもしれませんが、工事終了後も気を抜いてはいけません。実は太陽光発電システムで最も盗まれやすいのは銅製のケーブルです。太陽光発電システムのケーブルは銅の純度が非常に高く、需要の高い海外で高く売り飛ばすことができます。数台のシステムが機能を失うだけでも売上に影響が出る太陽光発電。施工前も施工後もしっかりと盗難対策を行なうことが大切です。

一般的な盗難対策

防犯カメラ

太陽光発電所のような大規模な施設になると土地が豊富にある田舎や山奥に設置されることが多くなります。遠くにある発電所の状況をすぐに察知するには、やはり防犯カメラの設置が有効。わかりやすく設置しておけば「ここは見張られているから盗難はすぐにバレるぞ」という忠告にもなり、被害を防げる可能性が高くなります。

センサーライト

盗みをはたらこうとしている犯人にとって明るい場所は誰かに見つかってしまう危険性が高まるため敬遠されがち。玄関などに設置されているようなセンサーライトを仕込んでおけば、急にライトがついた驚きとそばに誰かいるかもしれないという危機感で撃退効果を高められます。

侵入を感知して警告を鳴らす

赤外線などで発電所への侵入を察知し、警告を鳴らすという方法もあります。大きな音が出れば窃盗を気づかれてしまう可能性が高いので、犯人もそれ以上は手出ししなくなるでしょう。

フェンス・有刺鉄線で侵入を防ぐ

フェンスや有刺鉄線で太陽光パネルを囲っておく方法です。設置されていることも多いので、犯人によってはフェンスをくぐりぬけて盗難をはかろうとするかもしれません。工具でこじ開けようとしてもなかなかあけられない頑丈なつくりにしておくことで、犯人を諦めさせましょう。

住所を公表しない

パネルやケーブルを搬入する場所は特定の人にだけ伝えておくなど、無駄に公表しないことも大切です。工事しているという噂が広まると、それを聞きつけた窃盗犯に狙われてしまいます。工事を行なう業者にも注意してもらうようにしましょう。

施工後はメンテナンスによる盗難対策が重要

施工後のメンテナンスは太陽光発電システムの寿命を延ばすだけでなく、盗難対策としても機能するのできちんと行ないましょう。雑草は伸び放題、パネルは汚れが付着してボロボロ、の状態だと監視されていないのがバレバレ。犯人も「ここなら誰も来ない」と犯行に及んでしまいます。防犯対策はもちろん、メンテナンスを定期的に行なうことで「管理された発電所」であることをアピールすれば盗難のリスクを抑えることができますよ。太陽光発電投資を考えるなら、メンテナンス頻度が高く体制の整っている業者に相談するのがベストでしょう。

盗難保険を備えておくのもおすすめ

万が一、盗難にあってしまったときも損害を補償してもらえる盗難保険というものがあります。施工業者によっては、太陽光パネルにもともと盗難保険がついていることもあるのでチェックしてみましょう。保険があればもしものときにも安心できます。業者選びのポイントとしても把握しておいてください。

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