太陽光発電システムを導入したいと思ったとき、その値段がどれくらいになるのかは知りたいところです。今回は、太陽光発電システムの値段相場について解説します。また、値段と売電価格の関係、費用対効果についても考えていきます。
太陽光発電システムの値段は年々下降傾向となっており、直近10年近くで1kWあたりの値段はおよそ20万円も引き下げられています。このような動きから、2020年以降もさらに値段の引き下げが予想されます。
ここまで太陽光発電システムが安くなった理由には、大量に生産できる技術が発達し、値段の引き下げに成功した点があげられます。また、設置技術についてより効率的でコストの安い方法が開発されたことも、値段が下がった理由の1つと考えられています。
2020年現在、設置容量1kWあたりの具体的な値段を見ると、およそ30万円が相場です。また、住宅用太陽光発電システムの平均である設置容量4.5kWに当てはめると、その価格はおよそ135万円と計算することができます。
太陽光発電システムを製造しているメーカーによって、値段には多少の相違は生じます。国内メーカーではおよそ30~35万円くらいの幅があり、さらに海外メーカーなら少し安価で29万円程度の値段となっています。
余剰電気を売った際の売電価格の推移を確認してみると、住宅用太陽光発電における固定価格買取制度(FIT)の売電価格は、2012年には42円/kWhとなっています。しかし2020年には21円/kWhにまで下がっている傾向です。ここでは本当に費用対効果があるのか見ていきましょう。
売電価格が安くなっていることで、太陽光発電を導入しても一見利益がなさそうに見えますが、システムの値段の下がり方は、売電価格の下がり方よりも急激です。つまり、数年前と比べると費用対効果はむしろ上がっているといえるのです。
太陽光発電システムの値段は、設置容量が多ければその分高くなります。しかし、単に安いからといって容量の小さなものを導入するより、値段が張っても設置容量の大きなものにした方が後からお得になります。なぜなら、設置容量が大きい方がkWあたりの値段が安くなることに加え、発電効率が上がることで売電できる電気をより多く発電できるからです。
結果的にお得になるかどうかはケースバイケースで、売電するよりも自家消費して電力会社からの供給電気代を抑える方が有利になるケースもあります。自家消費をする場合、蓄電池も一緒に導入して太陽が出ていない夜間でも電気を使えるようにしておくことがおすすめです。
近年では、太陽光発電システムの値段は安くなっているため、導入のハードルは比較的低くなっています。加えて、売電価格と照らしわせて費用対効果を考えることで、発電した電気をよりお得に利用できるでしょう。また、売電より自家消費した方がいいケースもあるため、費用対効果は慎重に試算しましょう。
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