太陽光発電や投資のリスクとは？対策についても紹介

太陽光発電の自然災害のリスク

自然の力をもらう太陽光発電は、同じように自然の力が関連してリスクが生じることもあります。

天候・自然災害

太陽光発電では、台風や落雷、積雪などのリスクがつきものです。特に屋外に設置されるのが必須のソーラーパネル、架台、ケーブルなどは、悪天候や自然災害の影響が大きく、破損や故障のリスクがついて回ります。また、積雪によって雪がパネルを覆い、発電量を減らすこともあります。

雑草や野鳥などの被害

雑草や野鳥など小動物の被害も、ソーラーパネルなどに影響を与えます。特に野立てでは雑草が生い茂り、ソーラーパネルを隠すことが発電量を減らす原因につながります。また、野鳥の糞の汚れも発電量を減少させるリスクのひとつです。ケーブルなどは、小動物にかじられてショートする可能性もあります。

太陽光発電の人為的なリスク

太陽光発電システムには人為的なリスクも考えられます。

いたずら

野立ての太陽光発電システムでは、いたずらや盗難のリスクがあります。また、子どもが近くで遊び、事故を起こした場合も事業者の責任が問われます。

施工会社の手抜き

導入時のリスクとして、施工会社の手抜きにも注意が必要です。格安業者や飛び込み営業をかける業者で起こりやすいトラブルです。

メーカー倒産

設備のメーカーが倒産してしまうと、メーカー保証が受けられません。結果として、故障時にコスト高となる恐れがあります。

施工ミス・初期不良

悪質業者だけでなく、経験の浅い業者がミスをすることもあります。

太陽光発電のリスク対策

保険に加入する

自然災害などによる故障や破損に関する金銭的損失を防ぐためには、損害保険に加入することがおすすめです。メーカー保証だけでは倒産リスクがあるため、プラスアルファで保険に入っておきます。ただし加入の際には、保険でカバーされる範囲をしっかりと確認しておくことが必要です。

定期点検、メンテナンス

発電量の安定や破損の早期発見のためには、定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。施工会社に依頼する他、専門業者を使う方法もあります。早めの発見で被害を最小限に抑えられるでしょう。点検やメンテナンス中に施工時のミスが発見されることもあるため、リスク回避のためには重要です。

まとめ

太陽光発電投資の導入は、リスクも考えたうえで始めたいものです。リスクを把握したら、それに合わせた対策をすることで安定した運用が可能となります。事業者の責任が大きいため、リスク回避の対策は慎重に検討しましょう。